「パパ、あの飛行機どこに飛んでいくの?」
子どもにそう聞かれた時、答えられる親は少ない。でも羽田空港の展望デッキに立って、フライトレーダー24のアプリを開けば、目の前を滑走する機体がどの航空会社の何便で、どこへ向かっているのか、リアルタイムでわかる。
大田区在住・パイロットの子連れ旅人です。自宅から車で15分の羽田空港は、我が家の定番お出かけスポットです。展望デッキの楽しみ方から、パイロット目線で見る飛行機の豆知識まで、他のサイトには書いていないことも含めてまとめます。
羽田空港は「飛行機に乗らない日」でも十分楽しめる
羽田空港には3つのターミナルそれぞれに展望デッキがあり、入場は全て無料だ。羽田は日本一発着数の多い空港で、展望デッキに立てばほぼ途切れなく飛行機を見ることができる。成田と違って待ち時間がほとんどないのが嬉しい。大田区や城南エリアに住んでいるファミリーなら、ちょっとした休日のお出かけ先として最高のコスパだ。
ターミナル別・展望デッキの特徴と子連れにおすすめな場所
第1ターミナル(JAL・国際線系)6F・屋上展望デッキ
JALや国際線の機体が見られる展望デッキで、6Fと屋上の2階構成になっている。高い位置にあるので眺めが良く、晴れた日には富士山が見える。国土交通省の「関東の富士見百景」にも認定されているほどの絶景だ。6Fには屋根付きのスペースもあるので、雨の日でも飛行機を見続けられるのが子連れには嬉しい。
- 開場時間:6:30〜22:00
- 見える滑走路:A滑走路(風向きにより着陸・離陸が変わる)
- おすすめ時間帯:南風の15:00〜19:00は離陸・着陸の両方が見られる
第2ターミナル(ANA系)5F展望デッキ+屋内展望「FLIGHT DECK TOKYO」
子連れには第2ターミナルが一番おすすめだ。飛行機との距離が第1ターミナルより近く、迫力が段違いに違う。また屋内展望スペース「FLIGHT DECK TOKYO」があるので、雨の日・暑い日・寒い日でも快適に飛行機を見続けられる。全面ガラス張りでどの席からも飛行機が見えて、軽食も食べられる。子どもが飽きにくい構造になっている。
- 開場時間:6:30〜22:00(FLIGHT DECK TOKYOは店舗による)
- 見える滑走路:C滑走路・D滑走路
- 夜景:足元がライトアップされて幻想的な雰囲気
第3ターミナル(国際線)5F展望デッキ
国際線のターミナルなのでエミレーツ・ルフトハンザ・エティハドなど海外の航空会社の機体が間近で見られる。様々な国のカラフルな機体を見比べるのが楽しい。24時間開放されているので夜景スポットとしても有名だ。東京タワー・スカイツリーと飛行機のコラボが見られる穴場スポットでもある。
- 開場時間:24時間(夜景も楽しめる)
- 見どころ:国際色豊かな機体・管制塔が正面に見える
【パイロット目線】展望デッキをもっと楽しむ豆知識
飛行機は必ず風に向かって離着陸する
展望デッキで飛行機を見ていると「今日は右から来るな」「今日は左から来るな」と気づく日があると思う。これは風向きによって離着陸する方向が変わるからだ。飛行機は揚力を得るために必ず向かい風(ヘッドウィンド)の方向に離着陸する。南風の時は北向きに着陸してくる飛行機が見られるし、北風の時は南向きに来る。これを知っているだけで展望デッキの楽しみ方が変わる。
FlightRadar24アプリで目の前の飛行機を特定できる
スマホにFlightRadar24(フライトレーダー24)というアプリを入れておくと、目の前を飛んでいる飛行機をタップするだけで「どこ発どこ行きの何便か」がリアルタイムでわかる。「あの飛行機はニューヨーク行きだよ」「あれはシンガポールから来たんだよ」と子どもに教えられる。子どもの地理への興味が爆発的に高まるのでぜひ試してほしい。無料版で十分使える。
機体の大きさで乗客数が全然違う
展望デッキから見ると機体の大きさが全然違うことに気づく。国内線で使われるB737やA320は180〜200人乗りだが、国際線のB777やA350は300〜400人乗り、A380に至っては500人以上が乗れる巨大機だ。「あの飛行機には何人乗ってるんだろう」と子どもと想像するだけで展望デッキが学びの場になる。
空港周辺の穴場飛行機スポット
城南島海浜公園|飛行機が真上を飛んでいく
展望デッキとは全く違う視点で飛行機を楽しめるのが城南島海浜公園だ。羽田空港のすぐ隣にあり、着陸進入してくる飛行機が真上を低空で通過するのが最大の迫力だ。エンジン音が体に響いて、子どもが大喜びすること間違いない。砂浜・BBQエリア・ドッグランも整備されていて、飛行機を見ながらBBQという贅沢な時間を過ごせる。大田区在住なら絶対に一度は行ってほしいスポットだ。
- 住所:東京都大田区城南島3-2-1
- アクセス:大森駅からバスで約20分
- 駐車場:あり(有料)
- 公式サイト:城南島海浜公園
萩中公園|駐機場が見える穴場公園
大田区大鳥居駅近くの萩中公園からは、羽田空港の駐機場に止まっている飛行機が見える。フェンス越しだが機体を間近に感じられる穴場スポットだ。公園自体も広くて遊具も充実しているので、飛行機を見ながら子どもを遊ばせられる。大田区在住なら定番のコースだ。
子連れで羽田空港に行く時の実用情報
- 駐車場:各ターミナルに大型駐車場あり。P1・P2が比較的安い。30分200円〜
- 電車:京急線「羽田空港第1・第2ターミナル駅」「羽田空港第3ターミナル駅」 / 東京モノレール「羽田空港第1ターミナル駅」「羽田空港第2ターミナル駅」「羽田空港国際線ビル駅」
- キッズスペース:各ターミナル2Fに無料のキッズスペースあり。雨の日の室内遊びにも使える
- 授乳室・おむつ交換:各ターミナルに完備。赤ちゃん連れでも安心
- おすすめ持ち物:FlightRadar24アプリ・双眼鏡(あるとさらに楽しい)・防寒着(展望デッキは風が強い日がある)
まとめ|羽田空港は大田区最強の無料お出かけスポット
展望デッキへの入場は無料。FlightRadar24で目の前の飛行機を特定できる。飛行機が真上を通過する城南島海浜公園もある。大田区に住んでいるファミリーにとって、羽田空港は最高のコスパのお出かけスポットだ。
「飛行機に乗らない日の羽田空港」を一度試してみてほしい。子どもが飛行機好きになること間違いなしだ。
大田区の他のお出かけスポットはFamily-Fun-Lifeトップページでも随時更新しています。
※展望デッキの開場時間・施設情報は変更になる場合があります。最新情報は羽田空港公式サイトでご確認ください。